院試とアニメと百合と性別の話

B4にもなって夏にもなって院試勉強というものをやっているのですが、どうにも気分がのらないのでちょっと文章を書きます。気分転換です。

 

・院試勉強の話。

 

私の所の院試というのは科目が実質化学しかないので、八月末までひたすら化学をしなければいけないわけですが、やればやるほど「化学、無限では…?」という気分になってきました。もうね、有機化学無機化学も分析化学も量子化学も化学熱力学も分からないです。無限…!研究分野的に量子化学をちゃんと勉強しないとなという気持ちはあるものの、気持ちと能力はすぐには直結しないものでなんだかなぁという感じです。もっと必要に駆られたら勉強する気が起きるかな。院試という必要に駆られているんですけど。

それはそうと、実験から一旦離れてみると、もうちょっと効率的に出来たな…とか、そういうことに気が付くものですね。有機合成はともすれば単純作業になりがちな部分もありますけど、もうちょっと頭を回しながら実験を進めたいものです。なんというか環境の変化と初めての主体的な(主体的か?)実験で手一杯だった部分はあるので、院試後はもうちょっと俯瞰で見つめながら効率よくわしわし進めていきたいです。院試受かるかわっかんないけど!!!

 

 

ゾンビランドサガを6話まで見ました。

 

院試の話をしといて早々に院試勉強集中しろよって感じですけど、ゾンビランドサガを見ています。2018年の秋クールに放送されてかなり話題になっていましたが、天邪鬼を発揮して今の今まで見ていなかったのです。とあるきっかけでOPの「徒花ネクロマンサー」を聴き、あんまりにいい曲だったので本編も勉強のお供に見始めたのですが、おかげで勉強に集中できません。めっちゃめちゃ面白いです。それが私たちのサガだから!!

あらすじとしてはゾンビになった女の子たちがアイドルとして佐賀を盛り上げる、という感じなのですが、とくに純子ちゃんと愛ちゃんの話が上手く生前の設定を使っていて素直に感心しました。すごい。あとすごいかわいい。純愛…。

北九州(九州の北)もあまりちゃんと行けていないので聖地巡礼がてら行きたいです。

 

 

・百合の話

 

「百合は綺麗だからすき」みたいな話あるじゃないですか、あれが私死ぬほど嫌いなんですよね。いや死ぬほど嫌いというとちょっと言葉が強すぎるんですけどすごいもやもやするんですよね。

男女の恋愛は綺麗じゃないのか???!!!男性同士の恋愛が綺麗じゃないとでも?????身ぎれいな人たちにしか真の愛は芽生えないというの????!!!!綺麗じゃなかったら百合じゃないの????????????????!!!!!!!!!!!!えぇ!!!!!!!!!!!!????

いや、いいんですよ、別にもうそこまで行くと個々人のポリシーの問題になるのでこう口に出しはしません。苦笑いでその場をやり過ごしますよ。私も社会性というものを多分持っているはずなので。

ただ、ただ私がそう思われるのが嫌なだけなんです。もちろん綺麗な女の子が好きですし、顔の良い百合が好きですし、ゾンビランドサガの純愛ちゃんは顔がとてもいいです。かわいい。だからといって「綺麗だから百合が好き」ではないのです。おそらく大多数の人に分かりやすく言い換えるとすれば、「綺麗だから男女の恋愛が好き」と言えば違和感が伝わるでしょうか。意図的であろうと非意図的であろうと、そこに男女の恋愛以外の、あるいは話者の好みの外にある関係や行為への差別的意識を見出すのは不自然ではないはずです。

「綺麗な百合が好き」は人の趣味嗜好ですが、「綺麗だから百合が好き」とは言ってほしくないのです。真に(言外の意味を含めて)そう思っているのなら、そう言うことを否定はできませんが…。心の中で軽蔑はしますけどね。

私はNLもBLもGLも等しく尊いものだと思っていますが、その中でなぜ百合がすきなのかと聞かれると「百合だから」としか答えようがないです。そもそも好きなものってなんで好きなのかなんて説明できなくないですか?逆に(あなたがNLを好きだとして、)どうしてNLが好きなの?と聞かれて答えられます?

 

 

・性別の話

 

ちょっとあんまりここの話を本気で捉えないでほしいんですけど、というのは別に本気でこの話について悩んでいるとかそういう訳ではなくて、ただちょっと自分語りをしたくなっただけなんですけど、みなさん自分の性別を自信をもって「どっちだ」って言えますか?

身体的な特徴だったりあるいは嗜好だったりで私も多分こっちだろうなというのはありますが、いまいち確信しきれていないところはあります。確信している人は何をもって確信しているんでしょうか?性別もまたスペクトラムなんだろうなとか、そんな感じのことをふわふわと考えているそんな感じです。